【dynabook PT351】ノートPCキーボード交換修理・奈良県御所市Y様

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東芝製ノートパソコン「Dynabook PT351」のキーボードが誤動作し、同じキーが押し続けられるという症状で奈良県御所市よりお持ち込み頂きました。

このノートパソコン、2011年夏に発表されたモデルで、15.6インチ液晶、Pentium Dual-Core B940、Windows 7 SP1 を搭載しているモデルです。Microsoft Office Home and Business 2010 も付属しておりますので、Word や Excel に加えてPowePoint も利用できます。現在販売されているパソコンと比べても十分な性能があり、高額な買い替えではなく修理を行うのがおすすめ。

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初期診断にて不具合状況をチェック。メモ帳を開くと写真のように「gggggg…」が連続して表示され、OS が正常に使えない状態です。

この状態に陥ると、起動時に「ピピピピピピピ」とエラー音(キーの入力回数の限界を超えたときの音)が鳴り、Windows が起動した後、スタートボタンを押すと、プログラムとファイルの検索窓に「gggggg…」と表示されます。

もちろんアプリケーションを起動してもずっと「g」が押された状態が続きますので、ソフトウェアによっては予測もできない動作を実行されてしまうことも考えられます。

このような故障が発生する原因として、内部にある感知センサーの故障が考えられます。入力するとボタンの下にあるスイッチが「オン」になります。そうすると電気が流れ、センサーが「あ!信号がきた!」と反応するわけです。その重要なセンサーが壊れてしまったのか「あれ?ずっと信号きてるなー。ずっとオンにしておこうっと。」という具合に誤反応してる訳です。

まずは故障箇所の診断を行います

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センサーの故障はキーボード部品側でも発生しますが、本体側の基板が故障しても発生します。まずは上部のカバーを外し、キーボードを取り外します。

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パーツ固定用のネジを外し、接続ケーブルを外します。ちぎれやすいパーツなので、慎重に作業を進めていきます。

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部品が外れ、下のフレームが露出しました。この状態で動作テストを行うと、「g」が押されない正常な動作を確認出来ました。外付けUSBキーボードで正常に入力できることを確認しました。ここで初めて交換用の部品を用意します。

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先ほどと逆の手順で、ケーブルを接続し、ネジで固定します。

(ドキドキ……)

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交換完了。さっそく動作の確認を行います。BIOS起動画面にて簡易チェックを行ったところ問題なく動作しています。ピーピー音も鳴り止みました。

(おおー!よかった!)

パーツの交換が完了しましたので、最終動作テストを行います

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Windows を起動し、一つひとつのキーが正常に作動しているかどうか厳重にチェックを行います。どれか1つでも押し心地が悪い、入力できない症状があれば、部品の不良と判定し、正しく動作するまでそれを繰り返します。今回は一発成功!

全てのキーの動作を確認して、修理完了です。

(ここでやっと一息……)

修理を終えてひとこと

キーボードの故障は、飲料などによる水没、落下や衝撃による破損、お子様やペットのいたずらでキートップカバーが剥がれてしまったなど、比較的多くのご相談を頂きます。

ノートパソコンにとって、キーボード故障は致命的。PCとして使えなくなることが多いので、不調を感じたら一度ご相談下さい。

この度は修理のご依頼、誠にありがとうございました。

ちなみに、交換後の保証は1ヶ月ございますので、同一箇所の不具合が万が一再発しても、無償修理点検いたしますので、ご安心ください。