【ウィルス被害にあわない為に】 コンピュータウィルスの現状と対策方法

yossy_computer_virus_warning

まだまだ寒いこの季節、風邪やインフルエンザなど、はやりのウィルスには気をつけないといけませんね。毎日手洗い、うがいは欠かさない よっしー です。

ここ2、3年、ご来店いただいたお客様より「広告が表示されるようになったけど、これはウィルス?」「ウィルス感染するとどうなるの?」など、ウィルスについてご質問を戴く事が非常に多く、ウィルスやセキュリティについての意識が高まっています。コンピュータウィルスがどういうものかまだよくわからない方の為に、前々回の私の記事に引き続き、 コンピュータウィルスの現状と対策方法 をご紹介いたします。

01

コンピュータウィルスの被害

まずはコンピュータウィルスに感染したとき、どのような被害を受けるかご存じでしょうか。

よくある症例を例にあげると

  • パソコンが起動しなくなる
  • データが削除される
  • データが暗号化されて読み込みができなくなる
  • 個人情報が抜き取られる
  • 突然画面に金銭を要求する画面が表示され、消すことができなくなる
  • 一定時間ごとに広告が勝手に表示される
  • パソコンの動作がものすごく遅くなる

などが代表的です。
ひと昔前に流行った「ワンクリック詐欺」も典型的な広告ウィルスで、一度でも表示されるとなかなか消すことができないやっかいもの。最近ではセキュリティソフトを偽ったウィルスなど、手の込んだタイプも増加しています。

大まかにウィルスのタイプを分けると

「トロイの木馬」タイプ

気づかれない様にパソコンに侵入し、悪さを行うソフトです。ファイルの削除や勝手に暗号化、有名ソフトや便利なソフトのふりをするので見つけにくく、非常にやっかいです。

「スパイウェア」タイプ

スパイと名のつく通り、パソコン上の情報を抜き取り、こっそりと外部へデータを送信します。個人情報やクレジット番号、写真や文書データなど流出する恐れがあります。

「アドウェア」タイプ

嘘の情報や広告を表示させ、金銭を要求するタイプです。「エラーが多数あります。修復するにはこのソフトを購入する必要があります」「この会員登録画面を消すには今すぐ連絡ください」のような表示を出します。

ウィルスの感染経路も様々。

  • メールに添付されていたファイルを開いた
  • 無料の動画ソフトをインストールした
  • 突然表示されたウィンドウで、よくわからないままOKを押した
  • 借りてきたUSBメモリを使用した

などがよくある例です。ほとんどの場合、知らない間に入り込んでおり、さらには感染したウィルスがさらに別のウィルスを呼び込んで複数感染になってしまうタイプもあります。通常のファイル削除やアンインストールでは消えないので、場合によってはパソコンの初期化が必要になる事も。感染の被害を防ぐ為にはセキュリティ対策が必要です。

03

ウィルス対策について

ウィルスの対策はどのようにすればよいか、大きく3つに分けてご紹介します。

・ウィルス対策ソフトの導入

フリーソフトやメール、借りてきたUSBメモリなど、ウィルス感染の経路はたくさんあります。ウィルス対策ソフトは常にパソコン内を監視して、怪しい動きがあれば対応してくれる優れものです。もちろん万能ではありませんので、対応できないウィルスもありますが、入れておいて損はないでしょう。有名どこロのウィルス対策ソフトとしては

  • ウィルスバスタークラウド
  • ノートンインターネットセキュリティ
  • マカフィーインターネットセキュリティ
  • ウィルスセキュリティZERO
  • ESETスマートセキュリティ
  • カスペルスキー

が有名ですね。特に ウィルスバスタークラウド ノートンインターネットセキュリティ は性能・信頼度が高くて利用者が多いです。

・こまめにアップデート

Windowsやホームページ閲覧に必要なソフトは常にセキュリティの危険にさらされている為、こまめにアップデートが必要です。自動で更新されるものもありますが、自動更新がオフになっている場合もあるので、心当たりのある方は一度下記のリンクからアップデートを試してみてください。

①Windowsアップデート ( アップデート方法はこちら

②Adobe Flash Player( アップデート方法はこちら

③Java Update( アップデート方法はこちら

・大事なデータはバックアップ

以前に紹介しましたランサムウェアなど、データを読めなくしてしまったり、データを削除するウィルスも多数ありますので、大事なデータはこまめにバックアップしましょう。大事なデータはUSBメモリや外付ハードディスクに保存し、ケーブルをはずして物理的に分けておくと安心です。

04

さいごに

いかがでしたでしょうか。コンピュータウィルスは非常にやっかいなものですが、しっかりと対策をすることで回避可能です。この機会にアップデートやウィルス対策をしてみてはいかがでしょうか。そして楽しく便利にインターネットを活用していきましょう!

この記事を書いた人

アバター画像
よっしー
チーフ「よしだ」。2009年入社。座右の銘は「真面目に取り組む」。プログラミング全般、ウェブ製作、ネットワーク関連に強い。趣味は映画鑑賞、海外ドラマが大好き。