トラブル時にはココをチェック!「Windows タスク マネージャー」を極める!

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「あれ? なんだかパソコンの調子がおかしいな?」

誰もが経験したことのある、パソコンの不調。 急にソフトがフリーズしたり、動作が重くなったり、インターネットに繋がらなくなったり……。

原因は様々ありますが、まずは「今、パソコンがどうなっているか」という現状把握が最も大事です。

Windowsには「タスク マネージャー」という、いままさにパソコンがどういう動作をしているか、リアルタイムで補足する機能が備わっています(一般的に、「Ctrl」 +「Shift」 + 「Esc」を同時押しすることにより起動します)。

パソコンの動作状況を把握するだけでなく、トラブルの原因を判断するときにも役に立つ機能です。

タスクマネージャーを見るだけなら動作に支障は出ませんので、「知らなかった!」という方も一度試してみてはいかがでしょうか。

「アプリケーション」タブ

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「アプリケーション」タブでは、現在実行されているアプリが一覧で表示されます。

ウイルスや不正ソフトなどに感染すると、自分では起動した覚えのないソフト名が出てくることもあります(パソコンやハードウェアに付属されているソフトだったりもしますが)。

ソフトがフリーズすると、「状態」の欄が「応答なし」になっていたりしますので、該当するソフトを選び、「タスクの終了」でそのソフトのみを強制的に閉じることができます。

ただし、そのソフトで保存されていないデータは消えてしまいますので、他にどうしようもなくなった時の最終手段と言えるでしょう。

「プロセス」タブ

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「プロセス」というのは、プログラムやソフトウェアの部品のようなもので、1つのプログラムに対して複数のプロセスが働いている(逆に言うと、複数のプロセスが集まって1つのプログラムを実行している)ことがあります。

「CPU」は、そのプロセスに対して、どのぐらいCPUの力を割り当てているかを表示しています。 つまりこの数値が高いほど、パソコンが集中的に働いているということです。

「メモリ」も同じく、そのプロセスがどのぐらいメモリを消費しているかを表示します。

「メモリ不足で動作が重い」という場合、どのソフト(プロセス)がメモリを消費しているかがわかりますので、そのプロセスを終了させることで改善する場合があります。

ただし、Windowsのシステムプロセスを終了してしまうと、動作が不安定になったり、パソコンが動かなくなってしまうこともあるため、終了しても大丈夫かが判断できない場合は迂闊に終了しないほうが安全です。

「サービス」タブ

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「サービス」とは、Windowsやプログラムの裏方というべき存在で、システムやプログラムの状態を監視するプログラムの総称です。

セキュリティソフトがウィルスの侵入を常時監視していたり、Windowsがネットワークの通信を把握したり、無線LANの電波を常時キャッチしてくれているのも、それぞれの「サービス」が働いているおかげです。

もちろんこのサービスも、小さいとはいえパソコンの負荷がかかっていますので、不要なサービスをオフにすることで動作が軽くなったりします。

しかし、前述の通り「状態を監視する」プログラムですので、不用意にサービスをオフにすると、動作に支障が出るばかりか、パソコンがマトモに動かなくなってしまうこともあるため、「プロセス」以上に繊細に取り扱うべき存在です。

「パフォーマンス」タブ

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現在パソコンにどれぐらいの負荷がかかっているか、グラフと数字で視覚的に表示してくれる機能です。 ぼーっと見ているだけでも面白いですし、ちょっとしたハッカー気分も味わえます(笑)

CPU使用率が100%に近いほど、パソコンがフルパワーで稼働しているということ。 もし何もしていないのに100%近くをウロウロしているなら、プログラムやシステムが暴走しているかもしれません。

メモリ使用率は、文字通り現在どのぐらいメモリを使っているかがわかります。 常時グラフが高ければ、それだけメモリを消費しているわけですので、メモリ不足に陥りやすくなってしまう状態なわけです。

もし両方の使用率が高いのであれば、前述の「アプリケーション」タブや「プロセス」タブで不要なプログラムを終了させることで解消する場合があります。(ただし、どのプログラムを終了して良いかわからない場合は、詳しい人に相談したほうが無難です。)

「ネットワーク」タブ

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ファイルのダウンロードがなかなか終わらない……、動画サイトでなかなかロードが終わらない……という場合、「ネットワーク」タブを見てみましょう。 インターネットに限らず、ネットワークを使っていると「使用率」が頻繁に上下しているはずです。(回線全体を使っていても、0.5%まで到達するのは稀です)

ネットワークにアクセスしているのに、0%からピクリともしない場合、パソコン自体が通信していないと言えます。

原因はネットワークアダプタの不具合、Windowsのシステム不具合、回線(プロバイダ)の不具合、アクセス先のトラブルなど様々考えられますが、問題の切り分けに役立つでしょう。

「ユーザー」タブ

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そのパソコンにアクセスしているユーザーが一覧で表示されます。(LANなどネットワーク経由でアクセスしている場合、クライアント名なども表示されます)

家庭用のPCの場合、基本的にはアカウント名が表示される程度ですので、あまり強烈に意識する必要はありません。

ただ、見慣れないユーザーが表示されている場合、どこからか不正にアクセスされている可能性もありますので、急いでネットワークから遮断し、セキュリティの設定を見直しましょう。

まとめ

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一見地味な「Windows タスク マネージャー」ですが、パソコンの状態を把握するためには欠かせないツール。 縁の下の力持ちと言える存在です。

パソコンの簡易健康診断的な使い方もできますので、たまに開いてみて、大事なパソコンの調子や動向を探ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

TOM
TOM
本名「うえなか」。2014年入社。座右の銘は「人生は一度きり」。根っからの自作PC派で、趣味はシミュレーション系PCゲームと野球観戦。ファン歴30年以上、生まれて気がついたら"阪神ファン"でした。