中古パソコン選びのポイントはココ! ~CPU/メモリ/HDD編

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前回(初めての中古パソコン購入3つのポイント~検討編)に引き続き、中古パソコンの選び方について、できるだけシンプルに解説します。

中古パソコン選びの基準は色々ありますが「せっかく買ったのに、思ったように使えない」といった状況にならないよう、しっかりとそのパソコンの性能を見極める必要があります。

ただ、難しく考える必要はありません。実は次の3点をチェックするだけで、大まかな性能が分かります。

その3点とは

1.CPU
2.メモリ
3.ハードディスク

です。実際には他にも検討すべき点はありますが、まずは、この3点を押さえましょう

CPUを見ればパソコンが分かる

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CPUとは「Central Processing Unit」の略で中央処理装置と訳され…と書くと非常に難しく感じますが、簡単に言えばパソコンの「処理能力」を決める部品です。

人間で言えば「頭脳」、車で言えば「エンジン」といえるもので、処理の速さや快適さを大きく左右するパーツの一つです。

CPUはパソコンの進化に伴って、これまで非常にたくさんの種類が発売されています。
ただ、現在主に流通しているCPUに限ると、名前によって大まかに5つに分けることができます。

現在よく使われているCPUの名前は

Core i7 - Core i5 - Core i3 - Pentium - Celeron の5つです。

上から、コアアイセブン – コアアイファイブ – コアアイスリー – ペンティアム – セレロン と読みます。さらにそのあとに数字やアルファベットが続いて、性能を表します。製造メーカーはインテルです。(実際には別の会社が作った上記以外のCPUも多数存在しますが、全て紹介すると煩雑になりますので、今回は省きます)

たとえば、同じ「Core i7」でも、「Core i7-4790K」と「Core i7-5960X」を比べると「Core i7-5960X」が性能が高い製品です。少々乱暴ですが、同じシリーズ内では、数字が高い方が性能が良いといえます。

つまり、CPUの名前でランクがあり、さらにその後に続く数値の大きさで性能が表されます。

実践! CPUの比較

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とはいえ、実際に比べてみるのが早いと思いますので、当店で販売されている中古ノートPCのCPUをモデルに、その比較と向いている作業を表にして見ていきましょう。性能参考値は独自計測した数値です。

CPU名性能参考値主な用途
A4-12501268性能に期待せず、ごく簡単な作業向き
Celeron B7201766
Core 2 Duo SU9400T2121WEB閲覧やワープロなど比較的簡単な作業向き
Celeron T30002375
AthlonⅡM3402451
AthlonⅡM3002462
Celeron P45002646
Celeron B8152897
Celeron B8303203動画の視聴なども行えるが性能的にはほどほど
Core 2 Duo P86003252
Core 2 Duo P87003539
A4-4300M3635
Celeron B9403743
Celeron B8403824
Celeron 1000M3866
Celeron 1005M4010
Core i3-350M4041高度な画像編集や少し重たい作業も快適に行える
Core i5-520M4988
Core i3-2310M5078
Core i5-560M5574
Core i7-740QM6789動画編集なども可能。日常作業は快適に処理できる
Core i5-2520M7410
Core i5-2540M7746
Core i5-3210M7988
Core i5-3320M8486
Core i5-4200M8697
Core i5-3340M8823

どうでしょうか? だいたい前記の法則通りに並んでいると思います。i7がi5より性能が低くなっているのは、i5の方が新しく、性能が上がっているからです。

全ての種類を今回ご紹介することはできませんが、CPUだけで大体の性能を判別することができます。パソコンの使用目的に合ったCPUを選ぶとパソコン選びの目安になります。

極端な話、高性能なCPUが採用されているということは、全体的にも高性能であることが多く、CPUだけでもパソコンのクラスを判断できます。

メモリとハードディスクの役割

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次にメモリとハードディスクの性能ですが、これらの役割を簡単に述べると

メモリ - パソコンが作業をする場合の一時的なデータの保存場所。電源を落とすとデータは消える。
ハードディスク - データを保存する装置。電源を落としてもデータは消えない。

一般的に、パソコンはハードディスクに保存されているデータ(プログラム)をメモリに読み込んで、CPUが作業(計算)を行います。

そのため、ハードディスクはデータの「倉庫」、メモリは「作業場」と表現されることが多いです。

特にメモリは、その容量が不足すると、パソコンが極端に「重く」なりますので、どれくらいの容量があるかは重要です。また、ハードディスクも、データがどんどん増えていくことを考えると、容量が多い方が望ましいでしょう。

とはいえ、中古パソコン選びでは、そこまで難しく考える必要はありません。

メモリとHDD、これだけ押さえれば大丈夫

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現在、中古パソコンの主流はWindows7ですが、その他Windows8やWindows10も含め、メモリの基準は明確です。

Windwos7 少なくとも2GB、できれば4GB以上必要。
Windows8/8.1/10 できるだけ4GB以上あることが望ましい。

容量はGB(ギガバイト)で表示されますが、現在の中古パソコンは、ほとんど2GBないしは4GBのメモリを搭載しています。

つまり、メモリは4GB以上のものを選べば、通常の使用ではメモリが原因で遅くなることはほとんどないでしょう。2GBしかない場合は、軽い作業に向いていると言えます。

ハードディスクは、保存するデータが多くなければ160GB以上あれば、通常使用には支障がありませんが、画像や動画をたくさん保存する場合は、多ければ多いほうがよいでしょう。中古パソコンでは、160GB~500GB程度のハードディスクを搭載している場合が多いです。

以上、パソコンを選ぶ基準で重要な3点をご説明しましたが、少しでも皆さんさんのご参考になれば幸いです。

次回はさらに実践的なパソコン選びのコツをご紹介予定です。