「ゲーム大好き理想のリーダー」任天堂・岩田聡社長を偲んで

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4日前、朝起きて、いつものようにスマホで何気なくTwitterをチェックすると、次の様な衝撃的なツイートが飛び込んできました。

>[任天堂HP] 「代表取締役社長の逝去および異動に関するお知らせ(訃報)」を掲載しました。

そう、任天堂の現代表取締役の岩田聡氏の訃報でした。眠気は一瞬で吹き飛び、ショックで自分の目を疑いました。

「嘘だろう?」

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なぜ、こんなに悲しいのか

岩田社長をご存じない方でも、任天堂という会社を知らない方は恐らくいないと思います。ゲーム機「3DS」や「Wii」など、皆さんのご家庭にも1台はあるのではないでしょうか?

しかしいくら有名でも、一企業の社長の死にこれほどまで衝撃を受けるとは正直自分でも意外でした。それにはこんな訳があります。

現在40歳の自分は、少年期からファミコンに代表されるテレビゲームの歴史と一緒に成長してきました。本来であれば、どこかで卒業するはずでしたが、いまだに自分の子供と一緒に3DSでゲームを楽しむ日々です。

それだけに、思い出の中に任天堂のゲームで遊んだ「楽しい」記憶がいっぱいあるのです。もちろん、その中には岩田社長が手がけたゲームもあって、しかも、全て面白いゲームばかりです。社長の訃報は、共に楽しい時間を過ごした先輩を失ったような気持ちでしょうか。

でも、それだけでもありません。

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理想のリーダー像

岩田社長はゲームの紹介などの企画で、とにかく、露出の多い方でした。特に自社ソフトをスタッフへのインタビュー形式で尋ねる「社長が訊く」やホームページから直接情報を届ける「Nintendo Direct」で、時に真面目に、時に情熱時に、時におちゃめに語りかけられていました。それを楽しんで拝見する内に、すっかり、岩田社長を身近に感じるようになりました。

映像やインタビューから感じる岩田社長の人柄は、頭脳明晰かつ冷静沈着、そして極めて温厚。しかし、ひとたびゲームのことになると、誰よりも情熱的に語られる姿が印象的でした。それは私にとって、理想のリーダ像でした。

そんな魅力的な方だったからこそ、こんなにも悲しいのかも知れません。

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ゲームへの飽くなき情熱

岩田社長には、数々の逸話がありますが、私が好きなのは次の様なエピソードです。

・プログラミングが大好きな岩田社長は若い頃、毎日仕事(プログラミング)が忙しくて、いっこうに自分の好きなプログラムが組めない。そこで、仕方ないので休日に会社に出てきて、趣味でゲームをつくった→後にそのゲームは大ヒット(NINTENDO64用ソフト/大乱闘スマッシュブラザーズ)

・足かけ何年もかけて作っている大作ゲームがいっこうに完成しない。もはや開発中止しかないといった状況で、助けを求められた岩田社長が語ったと言われるセリフ→「今あるプログラムを活かして作ると2年かかりますが、一から作り直せば半年で可能です」→本当に半年でプログラムが完成、後にそのゲームは大ヒットした(スーパーファミコン用ソフト/MOTHER2)

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「楽しい」を作れるひとに…

たくさんの「楽しい」を生み出した岩田社長。それだけに、あまり悲しむのも、岩田社長の本意ではないかも知れません。

むしろ、自分の仕事であるこのパソコンを通じ、多くの方に「楽しい」「便利だ」「快適だ」「助かった!」と思って頂けるように頑張らないといけないなぁ、としみじみ思いました。

~岩田社長、たくさんの「楽しい」をありがとう…!! 娘達と一緒に今もゲームを楽しんでます!!